整体治療院の必須アイテム「トムソンテーブル」を徹底解明

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部位別のトムソンテクニック

ここでは、身体の各部位ごとのトムソンテクニックによる治療法を解説しています。

仙骨の矯正

仙骨は背骨の最下方、骨盤の中央にある三角形の骨です。上半身の全てを仙骨が支えているので、仙骨のゆがみは体全体の不調の原因になると言われています。

仙骨を矯正するには、患者をトムソンテーブルに俯せに寝かせ、ディアフィールドの下肢長検査法によって短下肢と判断された方(患部側)の脚が下になるように左右の足を交差させます。

施術者は片手を仙骨の下部患部側に当て、テーブルのドロップを引き上げます。患部側に置いた手と反対側の手は仙骨と腸骨の境目(仙腸関節)に置き、後下方に素早くスラスト(瞬間的に圧力をかける)します。再びドロップを引き上げ、同様にスラスト。これを3回程度繰り返した後、ディアフィールド下肢長検査法によってアジャストメント(カイロプラクティックによる施術)の結果評価を行います。

ディアフィールド下肢長検査法による評価の結果、他の部位にサプラクセーション(患部・不調の原因)が見付かれば続けてその部位のアジャストメントに移ります。

腸骨の矯正

腸骨は仙骨の左右に張り出している、骨盤の中で最も大きな一対の骨です。人体の血液の半分は腸骨の骨髄で作られていると言われるほど、人間の生命に大きく関わっている骨が腸骨です。

腸骨の矯正には患者をトムソンテーブルに仰向けに寝かせて、ディアフィールド下肢長検査法によって患部側の腸骨を特定します。腸骨の変位(仙骨に対して腸骨の位置がずれる)方向は外方の場合と内方の場合があります。

腸骨が外方に変位している場合は患部側の足の膝を曲げて、足首が反対側の膝に乗るように重ねます。腸骨が内方に変位している場合は、患部側の足の膝を曲げて足裏が身体の外側に向くようにします。

外方変位の場合は片手を患部側足の屈曲させた膝に当て、もう一方の手は患部と反対側の腸骨上方に置きます。内方転移の場合は片手を患部側の腸骨上方に当て、もう一方の手は患部側の曲げた膝に置きます。

トムソンテーブルのドロップ部を引き上げ、外方変位の場合は患部側膝に当てた手に、内方変位の場合は患部側腸骨に当てた手に圧力をかけてドロップします。3回程度引き上げとドロップを繰り返した後、ディアフィールド下肢長検査法によって結果評価を行います。

胸椎の矯正

胸椎は背骨(脊椎)の中で身体の胸部分に位置する12個の骨の集まりで、肋骨と繋がっています。身体の中心で重要な神経が集まっていることから、胸椎にズレや異常があると肩凝りやしびれ・内臓疾患を起こすと考えられています。

胸椎変位(本来の位置から胸椎がずれている)の矯正には、患者をトムソンテーブル上に仰向けに寝かせます。上体を起こして左右の手が体の前でクロスするように組み合わせ、それぞれの手で反対側の方を押さえるようにします。そのまま胸椎の下部に施術者の片手をこぶしにして当てます。

胸椎にこぶしを当てたまま、患者を静かにトムソンテーブルに寝かせます。胸椎とテーブルの間に施術者のこぶしが挟まれている状態です。テーブルのドロップを引き上げて、患者の重ねられた腕を手の平で押すようにスラストします。再びドロップを上げスラストします。

 
トムソンテーブル&テクニック辞典